2013年6月号の「日本カメラ」に僕の写真は掲載されました。
北米大陸の中部は何億年もの時を超えてゆっくりと変動してきた。 特にアメリカのコロラド高原では、5億年前から約2百万年前までの間、その環境が時代により変化する中で、堆積物は変わることなく積み重なり続けた。 この長い期間に浅い海ができたり、干あがったり、また小川が流れて池や湖ができたり、その水が流出したり、広大な砂漠がアメリカの西部を覆ったり、色々な状態が切り替わる中で、石灰石や砂岩、泥岩や頁岩が堆積されていった。 そして、長期間の侵食も起こった。 およそ7・8千万年前にララミー変動が始まって、コロラド高原は最初盆地状になり、その後の逆移動により地殻の亀裂である断層ができた。 その後に、高原が隆起し分断されて、複数の異なる高原ができた。そのうちのいくつかは少し斜めになり、川が断層に流れ込んで、堆積岩に渓谷ができた。
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